友人だった女性は毎年200枚程度の年賀状のやり取りがあるようでした。彼女の部屋にはとても目立つ場所に届いた年賀葉書の束が真夏になってもドンッと置かれていました。その束の中には私からのハガキも含まれていました。ある年、私の叔父が亡くなり、喪中につきお年賀のやり取りは遠慮させて頂きます、とメールで連絡しました。年が開けてしばらく経ち、彼女と会う機会がありました。どういった会話の流れからそうなったか覚えていませんが、彼女「今年、年賀状送って来なかったね。」、私「喪中の連絡したよね。返事なかったけど。年に一度の年賀状のやり取りより普段のメールのやり取りを大事にしてくれた方が友人としてはありがたいけど。」、彼女「私、筆無精なのよ。」、私「そう?相手次第で筆無精になるんじゃない?」、彼女「。。。」彼女とはもう友人ではありません。images.jpeg-1